静岡県 ふもとっぱらキャンプ場「美しい富士絶景と雄大なロケーション」

キャンプ場



10月に入り、少しずつ木々の葉が色付きはじめ、来秋の気配を感じる様になってきました。

季節的に、キャンプでも過ごしやすくなる頃合い。

キャンパーにとっては、本格的にキャンプシーズンへ突入という感じでしょうか。






基本情報


場所は富士五湖の1つである本栖湖から車で15~20分ほどの場所。

近隣には道の駅「朝霧高原」や大小数百の滝が流れ落ちる「白糸の滝」があります。

車で東京方面から向かう場合、中央自動車道では河口湖IC、東名/新東名高速道路では富士ICが最寄りになります。

国道139号線沿いの朝霧高原グリーンパーク入口を毛無山登山口方面に曲がってしばらく走ると、ふもとっぱらの入り口が見えてきます。




標高830mに位置しており、夏でも朝夜は上着が必要なほど気温が下がります。

広大な敷地は東京ドーム5個分にも相当する広さ。

キャンプサイトは全てフリーサイトで、車両の乗り入れが可能です。

キャンプ道具を持っていなくても、宿泊が可能なコテージや山荘などの施設が全部で4つあります。





初めての聖地「ふもとっぱら」


キャンプの聖地と言うと、真っ先に思い浮かぶのは「ふもとっぱらキャンプ場」という方は多いはず。

雑誌やSNSなどでも多く取り上げられているため、普段キャンプをやらない人達にまでも知られているかもしれません。

今回は、そんなキャンプ場が舞台。

いつか訪れたいと思っていたものの、” 敷居が高い ” と勝手に思い込んでおり、中々踏み入る勇気が出ないでいました。

今年ソロデビューも果たし、それなりに経験値も積んできたつもりなので、この度、ソロキャンプで挑戦してみることに。

行きの車中、脳内は「期待」と「緊張」と「不安」が混じった複雑なテンションに。。

横浜方面から、東名高速道路を経由して車を走らせました。

週ど真ん中の平日にもかかわらず、サイトはけっこうな埋まり様。。

ここまで混んでいるとは想定外でした。

広大なフリーサイトに、様々なテントとスタイルで入り乱れて張られている様子も、妙に圧巻。

他のキャンプ場では決して見ることができないであろう、ちょっと新鮮な光景でした。



富士山が顔を出してくれるか心配ではありましたが、天気は快晴そのもので雲も少なめ。

雄大な富士山が眼前に。

自然の脅威を感じるほどの、物凄い迫力です。

あと1ヶ月もしないうちに雪化粧を纏い、また違った姿へと変貌することでしょう。




風は予報通り、少し強め。

さすが広大な敷地だけあって、混んでいるとは言え、まだ張るスペースは十分にありました。

ただし、草原中央トイレ付近はやはり人気エリアの様で、張れるスペースは少なかったです。

初めてという事もあり、牛舎トイレに近く、空いていたDエリアに張りました。

出発日の直前に知ったのですが、10月6日はキャンパーの間では「ドームの日」と言われている様です。

この日はちょうど10月6日。

気のせいか、場内もドームテントが多かった様な気がします。

そして、設営後の一杯はいつでも格別ですね。





広大なフリーサイト


少し場内のエリアについて書いておこうと思います。

場内は、AエリアからPエリアまで、全部で16エリアに分かれています。

かなり広いです。

キャンプ場入口から入ってくると、ほとんどの人が、まず草原中央付近のB、C、M、Nエリアに向かいます。

そこで良い場所が見つからなければ、次にEエリア付近へ。

そして、また草原中央の方を様子見に戻り、グルグル徘徊するパターン。。

なので、Dエリアまで探しにくる人はあまりいない様に感じました。

Dエリアは少し高台になっている場所もあり、場内を見渡せて見晴らしが良いのも特徴です。

牛舎トイレや管理棟にも近いので、草原中央付近が混雑している場合は、意外に穴場エリアだと思います。




反して、F、G、O、Pエリアは、トイレがかなり遠くなり、歩いて行くのは辛いです。。

この辺で張っている人達は、折り畳み自転車を持ってきている強者もいて、「なるほど、確かに便利だな」と思いました。

J、K、L、H辺りは、富士山トイレが近いのですが、敷地内の「鹿肉処理工場」が近くにあり、臭いが気になるという声を聞きます。

ちなみに、富士山の全景は、場内の全てのエリアから見れます。

よって、トイレや炊事場がいかに近いか、という事が場所決めの判断として重要になってきます。

個人的に、便利で良い雰囲気と思ったAエリア。

ここには程良く立木もあり、周りとは一味違った雰囲気が良さそうでした。

次回は、このあたりで過ごしてみたいなと思いました。






場内と周辺の雰囲気


富士山と反対側には、毛無山が連なっており、こちらの景色も圧巻。

富士山の景色だけではなく、色々な角度から様々な風景を楽しめるのも、このキャンプ場の醍醐味なのかもしれません。


池や小川も流れており、場内を散歩するのも気持ちが良いです。

天気が良ければ、池に反射して映る「逆さ富士」も見れるかも。


学校の合宿で来ているのか、この日は、たくさんの学生さんも見受けられました。


薪は管理棟で購入。

薪は詰め放題で500円なのですが、半分ぐらいは湿っていました。。

前日の雨の影響など、タイミングにもよると思うのですが、薪を購入する際は注意してください。






日中はとても暑く、気温は30℃超え。

設営中も汗だくになり、おかげで季節外れのひどい日焼けに。。

夕方は一変して涼しくなり、かなり過ごしやすかったです。

夜も、すごい寒いと言う程でもなく、厚手のジャケット一枚で丁度良い感じでした。




早朝は雲も晴れやすく、富士山をとても美しく眺められる絶好のタイミング。

なるべく早起きをして、美しい朝陽と富士山を目の前に、朝のコーヒーをいただくのも贅沢な一時ですね。




ふもとっぱらキャンプ場には、何か独特の雰囲気がある様に感じました。

表現が難しいのですが、個人的には、野外フェスに来ている様な。。

広大な場内と、たくさんの人達と、良い意味で賑やかな雰囲気が、そのように感じたのかもしれません。

また来ることになるであろう、聖地 ふもとっぱらキャンプ場。

次に訪れる季節はいつにしようか。。




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