年明けから早くも1ヶ月が経過。
本業が忙しく、中々時間が作れないでいましたが、ようやく2022年のソロキャンプを始動しました。
今年もソロキャンプを主に楽しみたいと考えています。
キャンプ場の概要
今回訪れたのは、神奈川県にある「緑の休暇村 – 青根キャンプ場」。
過去に何回か利用をしており、勝手がわかっているお気に入りのキャンプ場です。
道志川の下流に位置し、川を眺めながらキャンプを楽しめます。
キャンプ場全体が道志川に囲まれており、他のキャンプ場には無い珍しい立地。
ロケーションも良く、横浜方面からだと、圏央道を経由して一時間半ほどで到着できます。
私は、道志方面に向かう際は、いつも高速道路を使わずに、下道(国道16号線)を利用しています。
それでも渋滞が無ければ、二時間ちょっとで到着できます。
場内設備
天然温泉「いやしの湯」
もう一つ、このキャンプ場の大きな魅力の一つとして、温泉施設が隣接されているということ。
どのサイトからも徒歩で行けるので、お子さん連れの家族キャンプでは特に便利です。
「いやしの湯」は世界的にも極めて貴重な温泉源として知られており、以下ホームページからの抜粋を記載します。
<世界的に極めて貴重な癒しの温泉>
「いやしの湯」は、関東地域周辺を構成している、4つのプレートが重なり合っている、富士山から丹沢山地の基盤を形成する約500万年前の地下深所で、結晶・固化した 石英閃緑岩の裂け目に沿って、長い年月をかけ涵養(かんよう)された最高の天然温泉です。
温度は36.8度と中温で、泉質は「カルシウム・ナトリウム・硫酸塩泉」という、第一級の名湯であり、PH値9.2と低張性アルカリ性温泉で、成分的には「しっとりとなめらかさ」が 特徴です。 ゆっくりとやや長めに入浴することをお薦めします。
<泉質・主成分・適応症>
カルシウム、ナトリウム、硫酸塩泉(低張性アルカリ性温泉)
カルシウムイオン : 696.0mg ナトリウムイオン : 588.0mg
硫酸イオン : 2480.0mg 塩素イオン : 46.8mg
神経痛・筋肉痛・関節痛・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・疲労回復・動脈硬化症・切り傷・やけど・慢性皮膚病
食事処
この温泉施設には、食事処も併設されています。
設備としては、もう至れり尽くせりですね。
キャンプでの食事の準備が面倒という方は、ここで済ませてしまうのも手です。
メニューの種類も豊富で、味も侮れません。
もちろん、アルコールの提供もあり、生ビールもいただけます。
お風呂上がりに、そのまま生ビールで一杯 . . . なんてことも叶えてくれます!
併設の食事処
カツカレー & サラダ
トイレ & 炊事場
場内には、トイレが5ヶ所、炊事場が5か所あります。
バランス良く配置されているので、どのサイトからも近いです。
トイレは全てウォシュレット付きの水洗トイレで、うち2ヶ所には「乳児用おむつ交換台」があります。
炊事場では給湯器が完備されているのでお湯が使えます。
寒い冬にはありがたいです。
リバーサイド側の炊事場 (出典:青根キャンプ場 ホームページより)
綺麗に清掃された炊事場
炊事場には給湯器が完備
その他
場内ではWiFiを利用することができ、これも非常にありがたいです。
危険な天候時など、いざという時にすぐに連絡が取れるのは、安全上でもとてもありがたいです。
また、自動販売機が多く設置されており、飲み物がすぐに購入できるのも助かります。
値段もコンビニで購入するのと同じ通常価格なので、とても良心的です。
サイト情報
キャンプ場は大きく分けて、「グリーンサイト」「リバーサイト」「ムーンサイト」「バンガロー&コテージ」の4つに分けられます。
キャンプ場の各サイトの地面は硬く、大き目の石が埋まっているので、鍛造やチタン製の頑丈なペグを使用する様にしましょう。
青根キャンプ場の全体マップ (出典:青根キャンプ場 ホームページより)
グリーンサイト(フリーサイト)
このキャンプ場を気に入っている点の一つとして、フリーサイトは予約が不要ということ。
前日まで天気予報を見ながら判断ができるので、この点はとても助かります。
反面、サイトは先着順なので、眺めが良い人気の場所を取りたい場合は、早めにチェックインする必要があります。
フリーサイトは大きく分けて、川側と山側のエリアがあり、それぞれ自由に選べます。
やはり道志川が流れる景色が人気で、川側のサイトから埋まっています。
山側エリアの地質は、全体的に砂が混じった土が多いです。
風が強い日は砂が舞い上がりやすいので、少し注意が必要です。
川側のエリアは小砂利が広がっているので、テントを汚したくない方や雨の日などは、このエリアがオススメです。
グリーンサイト山側は砂地
グリーンサイトのトイレ横には、ちょっとした遊具もあります。
リバーサイト
道志川を挟んで管理棟の向かい側にあるリバーサイトは、「電源区画サイト」と「フリーサイト」に分かれています。
フリーサイトはグリーンサイトと同様に、先着順で好きな場所を決められます。
電源付きのサイトは全部で10区画あり、事前の予約が必要なのでご注意ください。
利用できる電源容量は10Aまでです。(それ以上はブレーカーが落ちます)
ムーンサイト
少し丘の上に登った先にある電源付きサイトで、全部で34区画あります。
地面は芝と土が混ざった感じで、雨の日は水捌けが悪そうなので、少し大変かもしれません。
利用できる電源容量は、リバーサイトと同様に10Aまでです。
下の写真にありますように、各区画は黄色のチェーンで区切られています。
この黄色がけっこう目に入って気になるので、自然の中にいるという雰囲気がどうしても薄れます。
また、隣同士も近いので、車の停車位置を工夫して、なるべくプライベート感を保てるようにしましょう。
景色・雰囲気
周りが深い山々と道志川に囲まれた環境ということもあり、四季折々の表情を楽しむことができます。
そのため、どの季節に訪れても、違った雰囲気でキャンプを楽しめるのも魅力。
場内には、桜の木もたくさんあるため、春はお花見スポットとしても有名です。
夏は周りを新緑に囲まれた気持ちの良い風景に変わり、道志川では釣りや川遊びも楽しめます。
そして、秋には紅葉に染まった山々の素晴らしい景色が広がります。
雨上がり後の虹の景色
景観上で少し残念なポイントとして、山側の一部に道路や民家が少し見えて雰囲気は若干落ちるかもしれません。
また、下の写真にある様に、グリーンサイトの中央付近に鉄パイプで仕切りが追加されました。
どうしても視界に入ってくる人工物なので、これは非常に残念です。
予約不要のグリーンサイト (フリーサイト)
道志川の下流に位置していますが、川の水はとても綺麗で透明度も高いです。
色々な鳥たちも水浴びにくるので、もしかしたら珍しい鳥にも出会えるかもしれません。
道志川と山々の景色
優雅に泳ぐカルガモの親子
周辺施設
キャンプ場の周辺にあるスーパー及びコンビニを以下にまとめます。
マルエツ 三ヶ木店
相模湖方面から津久井街道を進み、三ヶ木交差点を左折してすぐ左側にあります。
青根キャンプ場から一番近いスーパーになります。
道志村方面へキャンプする際は、大抵このスーパーを利用しています。
朝9:00から開店していて、駐車場も広いので大きい車でも安心です。
クレジットカード、電子マネー、スマホ決済などでの支払いが可能です。
たからや フレサ 津久井店
相模湖方面から津久井街道を進んだ津久井湖近くにあるスーパーです。
品揃えは、マルエツに比べたら少し劣るかもしれません。
開店時間は朝9:00から。
支払いは、現金及びクレジットカード (VISA、マスターカード、JCB、アメリカンエクスプレス)のみです。
ダイエー津久井店
「たからや フレサ」と同様に、相模湖方面から津久井街道を進んだ津久井湖近くにあるスーパーです。
こちらは、開店時間が朝8:00とかなり早いです。
クレジットカード、電子マネー、スマホ決済などでの支払いが可能です。
一つ注意点として、お店から車で出る際に右折(キャンプ場方面)が禁止なので、一旦キャンプ場と反対方向に出る必要があります。
これだけ、いつも面倒です。
セブン-イレブン 相模原 津久井青野原店
道志みち沿いにあり、青根キャンプ場に向かう際の最後のお店になります。
青根キャンプ場から車で10分程度なので、何か忘れ物や飲み物の補充が必要になっても、ここで購入できます。
道志方面へキャンプに向かう人たちが集まっているので、どこか親近感があるコンビニです。
井上商店
最後は、個人商店の「井上商店」。
青根キャンプ場から車で5分とかからない距離にあります。
品数は少ないですが、野菜やお肉類なども販売しています。
お酒は、日本酒、焼酎、ウィスキー、ワイン、ビールなどたくさんあります。
朝8:30から営業している、意外と穴場のお店です。
利用上の注意点
何度か利用した上で、気づいた注意点を以下にまとめます。
チェックアウト10:00
チェックアウトの時間が早過ぎます。
ゆっくりしたい場合は、翌日のデイキャンプまでの利用で受付けするのが良いです。
いやしの湯の定休日
「いやしの湯」の定休日は、毎週火曜日です。
併設の食事処も休みになりますので、キャンプ場利用の際はご注意ください。
遊泳禁止区域
場内の道志川では川遊びができますが、遊泳禁止区域があります。
この場所は流れが早くなっており大変危険なので、川で遊ぶ際は注意しましょう。
冬季はかなり冷込む
3月初めに訪れた際、夜中の最低気温は−2.1℃まで下がりました。(その前の週は-7℃まで下がった様です)
神奈川県内と言っても、目と鼻の先が道志村なので、冬季はこの辺りもかなり冷え込みます。
ストーブなどが無いとかなり厳しい寒さですので、冬季キャンプで利用する場合は十分に準備をしましょう。
まとめ
以上、青根キャンプ場についてまとめました。
東京や横浜からでも比較的にアクセスが良く、四季を通して色々な自然の姿を満喫することができるキャンプ場。
温泉施設や食事処もあり、設備も十分に揃っているので、キャンプを始めたばかりの方や家族でも安心して楽しむことができます。
神奈川県内でおすすめしたいキャンプ場の一つです。
気になる方は、是非訪れてみてください。
それでは、良いキャンプライフを。
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