2021年が終わろうとしています。
12月に入ると、月日の経過があっという間に感じてしまいます。
年末が近づくにつれ、本業の方が少し忙しくなり、2021年度最後のキャンプは「いつ」「どこ」へ出掛けようか。。
少し悩んでいました。
冬季 道志の森へ
2021年最後のキャンプ地として選んだのは「道志の森キャンプ場」。
今年ソロキャンプデビューを果たした場所であり、思い入れのあるキャンプ場です。
このキャンプ場の雰囲気がとても好きで、ふとした瞬間にこの場所を思い出し、この森に帰ってきてしまいます。
やはり、最後はここじゃないと、2021年が締まらない。
そんな、勝手な思い込みです。
12月の道志方面は、路面の凍結が少し心配でした。
特に標高の高い奥道志や山伏あたりでは、場所によって路面凍結の情報が出ていたので、前日の天気などを考慮して準備しました。
12月は既に「冬季期間」のため、場内の炊事場や水栓トイレは使えません。
トイレは、所々に仮設トイレが設置されます。
料理などに使う水は事前に準備が必要であり、使った食器類を洗う事ができません。
いつもとは違う工夫や準備が必要となります。
また、冬季期間は利用できるサイトエリアも狭まります。
利用の際には事前にホームページで確認をしておくと良いです。
管理棟も完全クローズになりますが、キャンプ場スタッフが軽トラで場内を定期的に巡回してくれます。
軽トラの荷台には大量の薪が積まれており、薪はこの時に購入が可能です。
普段は平日問わずに、人でいっぱいになる「道志の森」も、冬季は混雑が緩和され、かなり利用しやすくなります。
寒さ対策さえできれば、とてもオススメの期間です。
なお、道志の森キャンプ場の詳しい紹介については、別のブログでまとめています。
そちらも参考にしてみてください。
ソロでSABBATICAL – ARNICAを張ってみた
今回、持ってきた幕は「SABBATICAL – ARNICA」。
ソロキャンプには少々大きい幕なのですが。。。
新調した石油ストーブでARNICAの幕内がどのくらい温まるのか、検証をしてみたかったので。
新調した石油ストーブ「PASECO」
外気温が4℃前後になったところで石油ストーブを点火。
外はどんどん冷え込んで3℃ぐらいでしたが、アルニカの片側サイドを開放していた状態でも幕内は12℃まで温まりました。
これだけ温まれば、冬の家族キャンプでも心配は無さそうです。
カンガルースタイルでも余裕のスペース
冬季 道志の森の早朝は寒い
今回使用した石油ストーブは、PASECOの対流型石油ストーブ WKH-3100G。
PASECOのレビューについては、別のブログでまとめていますので、気になる方はそちらも参考にしてください。
一人で少し早いクリスマス・・・
訪れたのは、12月中旬。
世間では、本格的にクリスマスムードが高まりつつあります。
せっかくなので、自分もクリスマス気分を味わうべく、少し早いクリスマスキャンプに。
ささやかながら、自然の中でのクリスマスキャンプを存分に味わいました。
一人でささやかなクリスマスパーティー
焚火のゆらめく炎に落ち着く・・・
夜は、幕内に引きこもり、焚き火を眺めながら、ゆっくりとした時間を過ごせました。
やはり、この森のこの ” 瞬間 ” が好き。
そう思わせてくれる一時。
三ヶ瀬川のせせらぎを聞きながら、心地良い眠りに就きました。
クリスマスの雰囲気作りに活躍!
極寒の明朝
12月中旬にもなると、道志の森の早朝は氷点下になることもしばしば。
寒さ対策をしっかりしていないと、かなり厳しい寒さです。
テントやキャンプギアは、ほとんど凍りついていました。
凍りつくテント・・・
霜も立っている・・・
早朝、幕を開けると、一気に入り込んでくるキンと冷えた空気。
石油ストーブに火をつけ、冷え切った椅子に座り、景色を眺めながら幕内が温まるのをジッと待つ。
これも冬キャンプの醍醐味であり、好きな瞬間。
基本的に、朝食はほとんど取らない事が多い冬のキャンプ。
前日に取っておいた甘物とコーヒーで軽い朝食とし、今回のクリスマスキャンプが無事に完結。
冬季 道志の森での朝食
段々と陽も登り始め、朝から気持ちの良い陽気に。
幕内に籠っていては勿体無いと思い、テーブル一式を外に出して、チェックアウトまでの時間を過ごしました。
幕内も良いですが、やはり外に出て過ごすのが好きです。
冬季 道志の森:夕暮れ時
チェックアウトまで外でのんびり
一泊二日の短い旅ではありましたが、今回も充実した楽しいキャンプ。
タイミングを見て、また訪れたいと思わせてくれる冬の『道志の森キャンプ場』はやっぱり最高でした。
冬季の間にまた来たい。